 |
環境適合設計アセスメント
|
日立ハイテクノロジーズでは、自社製品のうち環境負荷の小さい製品を日立グループ共通の評価基準に基づき環境配慮に優れた「環境適合製品」と認定しています。具体的には、製品のライフサイクル(素材、生産、流通、使用、回収・分解、適正処理)の各段階で環境負荷ができるだけ小さくなるように、環境適合設計(DfE:
Design for Environment)の考えを取り入れた「環境適合設計アセスメント」を実施しています。アセスメントは8項目から構成され「減量化」という項目では製品のライフサイクルの「素材、生産、流通」の各段階での環境負荷を、「省エネルギー性」ではライフサイクルの「使用、生産」の段階での環境負荷をそれぞれアセスメントするようにデザインされています。このように8項目全体で製品のライフサイクルの全段階がカバーされています。
各チェック項目で5段階評価で、2点は従来製品と同等レベル、3点以上は従来製品より改善されたレベルという考え方で点数が付けられます。各項目が基準5点満点中2点以上でかつ、総合平均点が3点以上の製品が「環境適合製品」と認定されます。
| アセスメント項目 |
ライフサイクル |
アセスメントのポイント |
| 減量化 |
素材・生産・流通 |
省資源化、小型化、軽量化、統一化、歩留まり、標準化 |
| 長寿命化 |
使用 |
グレードアップ性、修理・保守の容易性、耐久性、信頼性 |
| 再資源化 |
再使用・再利用・流通 |
可能性、材料統一、再生材料の利用、再資源化促進、材料表示 |
| 分解性 |
分解 |
分解性、材料、分別性、材料表示 |
| 処理容易性 |
生産・流通・分解 |
細片化、破砕、分解分離性、処理容易性 |
| 環境保全性 |
素材・生産・流通・
使用・分解・廃棄 |
有毒性、有害性、爆発性、爆縮性、危険性 |
| 省エネルギー性 |
使用・生産 |
省エネルギー、省消耗材、効率化 |
| 情報提供 |
使用・分解 |
処理情報提供、製品廃棄時の情報提供 |
|
 |
走査電子顕微鏡S-4800の例
|
実際の製品例として、走査電子顕微鏡S-4800の「環境適合設計アセスメント」は、下図のような結果になりました。全8項目で従来よりも改善され(2点以上)、特に「長寿命化」と「省エネルギー性」、「情報提供」では高得点を取得し、環境適合製品と認定されました。
当社は環境適合製品の適用率(環境適合製品売上高/事業所売上高合計)を上げることで環境配慮に努力しています。2003年度は新たに9製品が環境適合製品に登録され、目標値の60%を達成しました。今後も適用率の向上を目指し、2010年度には80%を目標とします。
| S-4800の環境適合設計アセスメント結果 |
 |
|
 |
| 環境適合製品適用率(%) |
 |
|