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環境への取り組み
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持続可能な循環型社会を目指して

 
代表執行役執行役社長兼取締役林將章
 人類の歴史をみると、特に産業革命以降、企業活動そのものが環境破壊の一因になってきた側面があります。特に昨今は地球規模での環境問題がクローズアップされ、地球環境・社会環境が維持されて初めて企業が生き残れる時代になってきたといえます。そういう時代において、企業にとっては環境との調和は絶対にやらねばならないことであると考えます。また、現代は、地球温暖化、オゾン層破壊、有害化学物質から始まって、企業がその解決に大きな役割を果たすべきさまざまな環境問題が山積みになっています。これらの諸問題に一つひとつ着実に取組んでいき、持続可能な社会をつくり出していくことが企業に求められていることと認識しています。当社も地球上の一市民として、持続可能な循環型社会の構築へ貢献すべきと考えております。そういった強い信念に基づいたポリシーを社外にも発信していきたいと思っております。
 
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「環境との調和」を企業ビジョンに

 
 このような強い信念を形にするために、昨年12月に定めた企業ビジョンの中の基本理念で、「環境との調和を大切に」すると謳い、更に経営管理方針の下で「環境に配慮した企業市民として社会的責任を果たします」と明記いたしました。当社の企業ビジョンを明快に文書化して全従業員に配り、常時携帯できるようにすることで、ことあるごとにこれに立ち返ることができるようにして、ビジョンを全社に徹底しております。
 
企業ビジョンフロー
 
 次に、新しい企業ビジョンに従って環境行動指針10項目を決定しました。これは環境に関する憲法のような位置付けで、日立ハイテクノロジーズグループ全体の環境保全に対する行動の基準になります。環境行動指針に従って定められた環境行動計画には、有害化学物質の使用禁止、地球温暖化防止などを具体的にいつまでに実現するという目標が書かれています。当社には製造機能だけでなく、他社製品をお客さまに提供するという商社としての機能もあります。他社さまがつくっている製品にも自社製品と同様の環境配慮を求めるのは、相応の労力と時間がかかる場合があります。しかしだからといって環境配慮をあきらめていいのかというと決してそうではありません。当社では自社製・他社製にかかわらずお客さまに提供するものには有害化学物質などが入っていないということを、しっかりギャランティー(保証)した上で、お客さまにお渡しするためのシステムやネットワークの構築を取引先の皆さまやお客さまのご協力とご理解を得た上で推しすすめていきます。
 
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日立ハイテクの将来は

 
 企業にとって適正利潤を得ることは大事なことですが、それだけでなく環境問題、法令遵守、雇用・人権への配慮、社会貢献活動などのCSR(企業の社会的責任)にも積極的に取組んでいくことが求められています。企業といえども法人格という視点では地球に存在する一個人です。当社においても現在と将来の地球に責任を持つ一個人という立場を充分に認識し、社会的責任を果たしながら皆さまと共に栄えていこうという姿勢でおります。
 これからの時代、企業はステークホルダーから信頼される存在でなければなりません。昨年度はおかげさまで当社の環境に対する取り組みが評価され、12月11日に発表されました日本経済新聞の第7回企業の環境経営度調査で非製造業部門第2位、商社部門第1位という高い評価をいただきました。評価の基になっている活動やマネジメントを更に充実させ、企業ブランドを向上させていきたいと思っております。
 2002年度から数えて今年で3度目の環境報告書を発行する運びとなりました。報告書を発行する目的は、当社の環境に対する取り組みをしっかりとステークホルダーに伝え、そのご意見を企業活動にフィードバックしたいということです。今の時代はただ良いことを黙々とやっているだけでは不十分です。活動している内容を正確に伝えることは、透明性を高める意味で大切であり、またそのことで信頼される会社になっていくと考えています。当社の現在の環境や社会に対する取り組み、更に将来の日立ハイテク像をこの報告書から読み取っていただければと思います。
 
2004年6月
執行役社長
社長サイン
 
エコライフ
 私は毎日緑豊かな地域から東京へ通っています。都心に引っ越したらどうかと人に勧められることがありますが、近くに自然のない生活は耐えられません。人に田舎者といわれても田舎者で結構と言い返しているんです。もともと豊かな自然環境の下で育ったので、朝早く起きて日々自然に接したり、土いじりをすることで癒される思いがします。
代表執行役執行役社長兼取締役林將章
 
 
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