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ゼロエミッションの推進

 
 事業活動で発生する廃棄物を最大限再資源化し、中間処理後の残さを含めた最終処分量をゼロに近づけていくことにより、環境への負荷を最小限にする、というのがゼロエミッションの考え方です。
 日立ハイテクノロジーズでは日立グループ共通の「当該年度最終処分率1%以下かつ最終処分(埋め立て処分)量5t未満」をゼロエミッション達成のための目標とし、事業所の廃棄物削減に取組んできました。その結果、2002年度の笠戸事業所に続き、2003年度は那珂事業所も、最終処分率0.4%、最終処分量3.6tとなり、ゼロエミッションを達成することができました。ゼロエミッションを達成するためには、廃棄物をリサイクル化するルートの確立と、そのルートにのせるための、事業所内での徹底した分別廃棄が不可欠となります。
廃棄物発生量と那珂事業所の最終処分率
 
廃棄物発生量と那珂事業所の最終処分率
 
 
廃棄物の処理フロー図(2003年度実績)
 
廃棄物の処理フロー図(2003年度実績)
 
 那珂事業所は、再資源化の処理ルートの開拓(中間処理業者など)や、汚泥残さの高温溶融処理による路盤材への転換、電線ドラムの再使用化、従来のダンボール納品の通い箱化などによって、再資源化の向上を図り、最終処分量の削減を実現しました。
 
廃棄物の種類 中間処理方法 最終処分方法
廃プラスチック類 1)破砕して燃料棒(RDF)
2)燃焼熱の利用(サーマルリサイクル)
焼却灰→高温溶融処理→護岸材・道路材として活用
廃油 1)石油の製品化
2)焼却用補助燃料
3)燃焼熱の利用(サーマルリサイクル)
再生(離型剤)製品化
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ガラス屑
陶磁器屑
1)蛍光灯の有価回収処理(水銀、アルミ、ガラスウール)
2)破砕
回収有価物→売却→路盤材として利用
路盤材として利用
汚泥 1)有機系汚泥肥料化処理
2)焼却の減量化処理
有機肥料
焼却灰の高温溶融→護岸材・道路材として利用
金属屑 1)金属・非金属としての売却
2)付着物空缶の焼却
-
焼却(金属くずとして利用)
繊維屑 燃焼熱の利用(サーマルリサイクル) 焼却灰→高温溶融処理→護岸材・道路材として活用
廃アルカリ 中和、脱水、焼却 残渣→路盤材として利用
廃酸 アルカリの中和混合剤として利用 管理型埋め立て
紙屑 1)古紙回収
2)圧縮して燃料棒
再生紙
発電用燃料→焼却灰→高温溶融処理→路盤材として利用
木屑 1)電線ケーブルとして再利用
2)再生品用として破砕処理
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パーチカルボード、炭素棒材、路肩斜面緑地吹付材
 
 このようなリサイクルルートを有効に活用するには、社員一人ひとりのリサイクル意識を高め、分別廃棄を徹底させることが必要です。那珂事業所では特製ポスターの掲示や分別回収用の容器の使用、金属くず他の廃棄物保管施設の設置など、分別廃棄徹底へのさまざまな取り組みを実施しています。
 このように事業所内で働く者全員の協力によって、2003年度のゼロエミッションは達成されました。今後も引き続いての分別廃棄の推進、新規リサイクルルートの開拓など、さらなる廃棄物の有効利用、最終処理量の抑制を進めていきます。
 笠戸事業所では、2002年度に引き続きゼロエミッションを達成しました。これは、より徹底した分別廃棄を継続的に実施しているためで、今後も定期的なパトロールや啓蒙活動を通じて廃棄物の発生量削減と再資源化率向上に努めていきます。
ゼロエミッションポスター
 
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