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水質管理と大気汚染防止
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日立ハイテクノロジーズの事業所では、水、大気、騒音、振動のそれぞれについて自主基準値を定め、周辺地域の生活環境の保全に努めています。この自主基準値は法律や条例よりも厳しく設定されていますが、那珂・笠戸の両事業所共にその基準値を大きくクリアしています。
ボイラー設備を持つ那珂事業所では、大気中に排出されるNOx、SOx、ばいじんを定期的に測定し、大気の汚染状況を監視することにより、一貫して自主基準値を下回る排出量に抑えることに成功しています。
水質管理において、那珂事業所では、塗装・ガラス研磨など製造工程の排水や、実験・研究にかかわる事業系排水は、それぞれ個別に設置した施設で処理されたのち、工場外の河川へ流されます。これらの施設で処理された水や、最終的に工場外へ出される水の水質は定期的に監視測定されており、工場外の水系に環境負荷を与えないよう、常にチェックを行っています。
また、笠戸事業所は、水質汚濁防止法の中でも特に基準の厳しい環境保全特別措置法の適用地域である瀬戸内海に面していることから、海域の環境指標であるCOD値を抑制する対策を行っています。具体的には、COD値に大きな影響を与える、し尿処理浄化槽を計画的に更新して処理能力の向上を図ること、浄化槽を集約化することでメンテナンスをしやすくして事故を未然に防ぐこと、などがあげられます。
更に笠戸事業所では、工場内の各施設で発生した排水の水質をリアルタイムで測定し、集中監視するシステムを構築しました。これにより従来よりも更にきめ細かい水質管理が可能となり、万が一異常が起こった際にも即時運転を停止することができるなど、水質事故に対するリスクを大幅に低減しています。
水質
| 事業所名 |
排水口 |
物質 |
単位 |
規制値*1 |
自主基準値 |
実績値 |
| 平均 |
最大値 |
| 那珂事業所 |
- |
BOD |
mg/l |
15*2 |
12 |
1未満 |
4 |
| 笠戸事業所 |
1 |
COD |
mg/l |
25(17)*3 |
10 |
2.6 |
4.7 |
| 2 |
COD |
mg/l |
25(17)*3 |
10 |
2.3 |
5 |
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大気
| 事業所名 |
設備 |
物質 |
単位 |
規制値*1 |
自主基準値 |
実績値 |
| 平均 |
最大値 |
| 那珂事業所 |
ボイラー |
NOx |
ppm |
180.0 |
146.5 |
78 |
100 |
| SOx |
Nm3/h |
1.961 |
1.535 |
0.045 |
0.049 |
| ばいじん |
g/Nm3 |
0.150 |
0.097 |
0.01 |
0.01 |
| 笠戸事業所 |
- |
ばい煙発生設備はなし。 |
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| *1 |
BOD、CODの規制値は「最大」を表示 |
| *2 |
茨城県公害防止条例 |
*3 |
水質汚濁防止法第三条第三項の規定に基づく排水基準を定める条例、( )内は下松市との協定値 |