

ナノテクノロジー製品事業本部
医用システム設計部
時枝 仁
1995年度入社/工学研究科応用力学専攻
大学では航空工学を専攻していましたが、専攻とは全く関係のない日立ハイテクの医用機器分野を志望しました。入社前は専門知識がなかったので不安ではありましたが、勉強すべきことも多くてとても新鮮でした。みなさんも大学で学んできたことを続けていく考え方もありますが、新しい分野に向けて「何を自分がやりたい」のかと考えて、恐れず向き合いながらチャレンジしてみれば良いと思います。
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臨床検査用自動分析装置「LABOSPECTシリーズ」の開発初期に私が担っていた役割は、試薬分注機構の設計でした(現在は動作性能全般を担当)。開発段階での大きな課題としては、高い処理能力を持ちながら、広いエリアの複数ポイントにアクセスできるようなフレキシブルな機能、そして、お客様でのメンテナンスの容易性をクリアするシステムを考案できるかであった。
開発当初は、分注プローブ同士が干渉してしまったり、お客様が頻繁に行う試薬の交換が非常に困難になってしまうなどの問題があったなかで、新たな方法を模索しながらたどり着いたのが、今回採用した「三次元ロボット分注システム」である。プローブの配置や動作タイミング、動作軌跡のシミュレーションなどを何度も繰り返し行うことにより、初めて製品化の見通しを見出すことができた。 動作を高速化させることで直面した、今まで経験したことのない様々な困難に向き合い、自分の役割や責任を果たしながら、先輩の知識や経験、優れた技術力と融合していくことで、動作の最適化と検証を幾度となく繰り返し、製品化へと結実した。
最先端製品の開発にはさまざまな困難がつきものではあるが、これらと向き合い、そして乗り越えていき、医用を通じて社会に貢献する製品を開発していくことに今後も取り組んでいきたいと考えている。
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ナノテクノロジー製品事業本部
医用システム設計部
丸山 沙弥子
2003年度入社/分子生物学専攻
研究室では多くの仲間が研究職を志望する中、「バイオ技術を実際に社会に活かす仕事がしたい」と日立ハイテクを志望。入社するまで臨床検査分野についてもビジネスについても殆ど知識は無かったので勉強の毎日。変化をし続ける業界とそれに投入される最先端テクノロジーは、様々な形態のビジネスと製品を生み出す。入社前は予測していなかった広い世界が日立ハイテクには広がっていた。
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私が所属する部署では、臨床検査用自動分析装置や臨床検査システムを国内の病院や検査センター、研究機関等に販売しています。各営業ごとに担当エリアがあり、地域の特性や動向、顧客ニーズに応じた行動や提案が求められ、日々変化に満ちています。
病院訪問をすると、待合室には診療待ちや検査待ち、会計待ち等で、長時間待たれている患者様が多くいらっしゃるのが分かります。また同時に、病院では1分でも時間を短縮するために皆様が努力をなさっているのが伝わってきます。病院内の業務では各部署が複雑に関係していて、時間短縮には部署同士の連携がとても大切です。検査室業務を見ても、検査の受付け、患者様の採血、検査結果の診療への報告、全て検査室内外の連携が必要であり、連携にも様々な方法が考えられます。顧客と直接関わる営業として、装置の運用方法やシステム構築方法を、病院検査室と患者の視点で考え、病院の状況改善に少しでも貢献したいと考えています。今回発売されたLABOSPECTシリーズは、このような病院背景を踏まえて開発された装置であり、業務改善に必ず役立てるものと期待しています。
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