MS装置としては、四重極(Q)形が代表的ですが、最近では、飛行時間形(TOF)、LC/MS/MSが可能な三連四重極(QqQ)形、四重極/飛行時間(Q-TOF)形、イオントラップ(IT)形、およびイオントラップ/飛行時間(IT-TOF)形の装置が使用されています。 四重極形は非常に優れた定量装置です。また、イオントラップ形はMSnによる構造解析に優れた装置です。しかしながら、いずれも分解能と質量精度が制限されてしまいます。Q-TOF形については、優れた分解能と質量精度を持っていますが、MSn分析を駆使する構造解析には適していません。 そこで、イオントラップ形と、TOF形の持つメリットを組み合わせたハイブリット形リニアイオントラップ-TOFシステム"NanoFrontier"が誕生しました。
NanoFrontierLDは、温度変化による悪影響を極力排除したイオン光学設計のTOFを採用することで、わずらわしいキャリブレーション操作を頻繁に行う必要がなく、MS分析およびMSn分析において精度の高い測定が可能です。
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