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情報広場(話題の分析例)

セクションタイトル   vol.104(2007.01)
ノロウイルス検出法(1)

2006年11月からノロウイルスによる食中毒が報告され、社会現象ともいえる様相を呈してきました。ノロウイルスとは、直径約38nmで小型球形ウイルス(SRSV)のうち特に食中毒事件票中のものを指し、2002年8月に国際ウイルス学会で新しく命名され、2003年8月には厚生労働省から命名の通達がなされました。

ノロウイルスは、現在組織培養によるウイルス分離ができないため、遺伝子増幅法、EIA(酵素免疫測定法)、電子顕微鏡法により検査されます。

検出方法 備考 所要時間
遺伝子増幅法1 RT-PCR 逆転写酵素によりcDNAとした後PCR法で増幅し、ハイブリダイゼーションあるいは遺伝子配列を決定して検出。 約6時間
確定診断に2日
リアルタイムPCR 逆転写酵素によりcDNAとした後増幅・定量・ハイブリダイゼーションを行う。 約4時間
LAMP法 栄研化学が開発した、増幅から検出までを1本のチューブ内で行う。 測定:約60分
EIA (酵素免疫測定法)2 EIAを原理として吸光度を測定、ノロウイルス抗原を検出する。 約3時間
電子顕微鏡法3 透過型電子顕微鏡を用いて、形状からウイルスを特定する。 約6〜12時間

 1.遺伝子増幅法
himac CF15RXII サンプルからウイルスを分離し、RNAを抽出・精製して逆転写酵素でcDNAとしてPCRを行う方法が一般的でしたが、最近、短時間でしかもワンステップで検出できる遺伝子増幅法による試薬キットが開発され、研究用試薬として栄研化学から発売されています。
日立微量高速遠心機 himac CF15RXII(左写真)
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 2.EIA (酵素免疫測定法)
MTP-450 2005年11月、モノクローナル抗体を用いたELISA法がノロウイルス体外診断薬として厚生労働省から認可されました。
迅速診断、スクリーニングに適しており、マイクロプレートリーダが用いられます。
コロナ吸光マイクロプレートリーダ MTP-450(左写真)

*ノロウイルスELISAキットは、デンカ生研など数社から発売されています。

 3.電子顕微鏡法
透過型電子顕微鏡にてネガティブ染色後、数万倍で観察します。

関連製品: 日立微量高速遠心機 himac CF15RXII
コロナ吸光マイクロプレートリーダ MTP-450

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